入れ歯Q&A
入れ歯のトラブルに関する質問
- 入れ歯は外れやすい?
- どんなにぴったり合う入れ歯でも、お口の状況の変化によって外れやすくなる場合もあります。例えば、入れ歯と歯ぐきとの間に隙間がある場合や、クラスプが緩んでいる場合は外れやすい傾向があり、歯科医院での調整や修理が必要です。また、一時的に外れやすさを緩和する義歯(入れ歯)安定剤などで外れやすさをカバーできる場合があります。 合わない、外れやすい入れ歯を使用していると、あごの骨が痩せてしまう場合があるので、早めに歯科医院で受診しましょう。
- 入れ歯が壊れたらどうするの?買い替えるの?
- 歯科医院で修理して使用できる場合がありますが、破損の状況によっては作り直しが必要です。入れ歯をさせるために必要な外形がありますので、ご自身での修理はしないようにしてください。
- 入れ歯を飲み込んでしまったら?
- 入れ歯を誤飲した場合はすぐに医療機関に相談してください。具体的に入れ歯を飲み込んだ詳細を担当の医師に説明しましょう。場合によってはX線写真で胸部や腹部の状態を確認します。 高齢者で嚥下機能や反射が弱っている場合、肺の方へ差し歯や小さな入れ歯が落ちて、誤嚥性肺炎を起こす場合がありますので注意が必要です。
- 入れ歯の安定が悪いときは?
- 入れ歯がガタつく、外れやすいなど、入れ歯の安定が悪い時は歯科医院で修理や調整が必要です。すぐに歯科医院へ行けない場合は、一時的に義歯(入れ歯)安定剤を使うことで、一時的に緩和できる場合があります。
監修ドクター
稲葉歯科医院(東京都新宿区)
稲葉 智弘 院長先生